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世界一周航空券で行く一人旅~ New York

Day 06 New York 05.Sep

NY最終日。
午前中は明日の移動予定の確認やら、明後日会うAnneに連絡したり。

今回の旅の目的のひとつ、昨年スペイン巡礼で知り合った人に会うこと。
まずはアメリカのCamino Freiendに会いに行く。

ホステルには結構出かけずにいる旅人が多い。欧米人はほんとのんびりしている人が多いと感じる。
本をずっと読んでたり、はがきや、日記らしいのを書いている人。ここで知り合ったのか楽しそうに話するひと達、いろいろだ。いずれ彼らの旅は長いのだろう。

もちろん朝早くデイパックを方にして出かける人もいるし、昼過ぎまで寝ていて夕方出かけて朝方帰ってくる人も必ずいる。女性は夜型が多いようなきがする。
まあ、ほぼ日本人は朝ごはんを食べて支度して出かけるのが決まりのようだ。
去年の旅も巡礼がメインだったけど、そのあとのポルト、パリではずいぶんのんびりするようになった。2か月ともなるとなんかそうなっていく。今回も2か月以上になるから、気分次第でいこう。

そこが、一人旅のいいところだ。

最終日どこに行こうかと少し考えて、ブルックリン橋からマンハッタンを観てみようとおもいつく。
地下鉄で近くの駅まで行ってしばらく歩く。なんかこの街はとても道も建物もきれいだ。こういう何気ないところでもいつも新鮮でいい。

正面にニューヨーク市庁舎

ぶらぶらと途中の建物や公園を観ながら歩いて橋まできた。
橋が近ずくほどに沢山のひと、観光バスが多くなってきた。屋台もちらほら。橋のたもとに行くと屋台がずらりと並んでいる。ここまでくる通りとは違ってとっても賑やかで屋台から流れるうるさいほどの音楽。1$の冷たい水を買って、店を覗き込みながら進んで橋にかかって行く。
これもまた、楽しい。

いつの間にか、歩道がコンクリートから木道になっていた。これはいいなあ。
そこから先はずっと木道だ。ワイヤーも木の質感があってとてもいい。

歩道がセンターで一番高いところにある。はし(笑)ではない。両脇が車道で大渋滞。
こんな造りの大きな橋は初めてだ。いい。

振り返って、マンハッタンを眺望。
日中もいいが、夜景は見たかった。なんか疲れていてこれでいい。NYはこれで見納めだけどっこれでいい。先は長いし、貧乏ひとり旅にはこれで十分。
日本の友達からブルックリンの街もいいよと聞いていたが、ここで満足しよう。

当初の計画では、2週間ほど居たいと考えていたNYだけど、予算と円安と世界的なインフレで諦めた。
それと、体力がついていかなくなった。

New York 一生に一度は来たかったアメリカ本土、そしてニューヨーク。
こうして歩けたし念願のMET、セントラルパークを充分満喫できた。

宿に戻って荷物の整理して地下のキッチンに行くと、おや、すごくにぎやかだ。
うるさいのではなく。
いつも静かなキッチンだけど。
笑い声、大きな府ダンスミュージック、、、えっ!なに?
調理場に行ったら、若い男女で一杯。若いというより子供。中学生?高校生?
料理して、踊って、笑って、 
いつもなら、日本なら嫌な感情になるが、みんなを観てると楽しくなった。

隣のテーブルで食事が始まった。会話を聞くと、英語ではない。ドイツ語のように聞こえるけどそうでもない。わからず。どうやら日本でいう修学旅行のようだ。
楽しいので、ビールを飲みながら折り鶴を折って、彼女らにあげたら、みんな寄ってきた。
声が出ない、話せないことを伝えて、教えることにした。

話せないのが最大のネックだけど、去年の旅でも折紙をしてあげるとすごく身近にコミュニケーションが取れることを知って、今回はたくさん折紙を持ってきていた。
彼女たちにも喜んでもらえた。

ホステルはこういうのがいい。安いし、こうして気さくに交流できて、ときとして友達もできる。
キッチンも、コインランドリーもあるから長い旅、びんぼー旅、一人旅にはいいのだ。